「佐瑠女通信」佐瑠女まきオフィシャルブログ

menu

佐瑠女通信


 

●人生は、「自分が主役」。自分を生きる物語。

 

こんにちは、
佐瑠女まきです。

このBlogは、わたくし、佐瑠女まきが、
独自の見解&考察で、自由に発信しているBlogです。

 

マティス 自由なフォルム展、行ってきました。【色彩の魔術師】アンリ・マティスの色彩は、どこからくるのか? ~アートと星の考察

 

●マティス 自由なフォルム展、行ってきました。

●アンリ・マティス(1869-1954)のホロスコープ

●何よりも、絵を描くことが大好きすぎる

●マティスが目指す「心地良い肘掛け椅子の様な絵画」って?

●色彩の魔術師~マティスの色はどこからくるのか?

●「描くべきカタチと色がある」~自由なフォルム

●礼拝堂の仕事は、自分が選んだものではなく、自分が選ばれた。

●マティスを宝石にたとえると…

●マティスの世界を知りたいあなたへ 勝手におすすめ

 


2024 マティス展 国立新美術館にて撮影

 

 

 

●マティス 自由なフォルム展、行ってきました。

 

マティス 自由なフォルム展
2024年2月14日(水) ~ 2024年5月27日(月)
国立新美術館
https://matisse2024.jp/

 


2024 マティス展 国立新美術館にて撮影

 

わたくし、マティスの色とカタチ、線が大好きで
初期の作品から、切り絵まで、どれも大好き♡

 

マティスの作品が展示される展覧会は、
ほぼ行くってくらい
マティスの世界が大好き☆

 

昨年、
東京都美術館で開催されていたマティス展も、
もちろん行ったし

マティス展
東京都美術館
2023年4月27日(木) ~ 2023年8月20日(日)
https://matisse2023.exhibit.jp/

(約20年ぶり、マティスの大回顧展
ポンピドゥー・センターから
約150点の名品がきていました。)

 

さらに、
2013年12月に、
フランス、アートを巡るモニターツアーで
ニースに行った際、
マティス美術館に行ったこともあります。

 

なので、
10年ぶりに再会した絵もありました^^

 

 

そんな
マティスが大好きすぎるわたくし

「色の魔術師」といわれるマティスの色
どこからくるのか?

 

躍動感、
のびのびとした自由なフォルム

シンプルで独創的な線

などなど

マティスがマティスたる所以を知りたくて

マティスの星(ホロスコープ)
考察してみました。

 

 

 

 

 

●アンリ・マティス(1869-1954)のホロスコープ

 

生年月日 1869 年12月 31日 金曜日、午後 8 時

出生地 ル・カトー・カンブレシス (59) (フランス)

太陽: やぎ座10度15分
月: いて座25度20分

ASC:しし座24度31分
MC: おうし座12度46分

 

ホロスコープ参照ページ
https://www.astrotheme.com/astrology/Henri_Matisse

掲載されている出生時刻が
正確だと仮定して
以下、星の考察をしていきます。

 

 

(そういや
前回、考察した
キース・ヘリングもアセンダントしし座だった☆)

 

 

 

 

 

 

●何よりも、絵を描くことが大好きすぎる


2024 マティス展 国立新美術館にて撮影

 

太陽やぎ座

職人系、芸術家
プロ中のプロ。
淡々と物事を積み重ね
実力をつけていく実践派。
積み重ねて目標達成していく
やぎ座の太陽意識。

 

月いて座
一言で言うと、「一本槍
いったん思い込んだものは、替え(変え)がきかない
やりすぎるくらい一途な面がある人が
多かったりします。

 

 

余談ですが
マティスは若い頃、
お父さんの命により
法律を学び、
法律事務所の書記として働いていて

盲腸炎をこじらせて入院することに
なったんですが

月いて座に、法律関係って
向いていない職業の一つ、
でもあったりします。

(だから)盲腸こじらせて1年くらい入院して

お母さんが、退屈しのぎに、と
画材を買ってくれたことが
画家を目指すきっかけになるから
人生は面白い。

マティスママ、グッジョブ☆

 


2013.12 ニースの海岸にて撮影

 

 

…と、話をもとに戻して。

 

 

 

 

マティスの場合、
やぎ座の支配星、土星がいて座
月もいて座で、土星と一緒にいます。

 

月を土星が、統括管理していて

 

 

一途にやりすぎてしまう
思いこんだら他が見えなくなる
いて座の月

土星が
上手いこと取り込んでいる面も
あるかもしれません。

 

 

マティスの身内、
マティスの事情通からすると
いやいや、いやいや、
…っつーことも、あるとは思いますが。笑
ま、それは置いといて。

 

 

 

また
いて座の土星、
アセンダントしし座、
おひつじ座海王星の
火のグランドトラインができているので

「画家になりたい」と、
画家を志した時の「情熱の火」
継続的に燃やし続けている

うまく使って回し続けているなぁ…
…と思います。


2013.12 ニース、マティス美術館にて撮影

 

火、といえば
火星も、
太陽と同じく、やぎ座にあって

やり続ける継続のエネルギー

積み重ねていくエネルギー源として

火星をいい方向に使っていると思います。

 

火星のすぐ横には

火を護り続ける
かまどの女神ベスタ(小惑星)がいて

なんか
ベストポジションだなぁと…
…思いましてん。

 

(かまどの女神が
火星の火をふぅーふぅー吹いている姿って
なんかいいかも。)

 

 

生まれた瞬間の東の地平線
アセンダントしし座

チャートルーラーが太陽
太陽はやぎ座5ハウス

5ハウス
もともと、
しし座のお部屋でもあるので、
ここも連動してます。

5ハウス、しし座
クリエイション。

 

 

何よりも、絵を描くことが大好き

 

奥さんよりも、絵が大好き的なことを
奥さんに
あっけらかんと言えるのも

 

美術アカデミーに入学するため
5年間、諦めずに挑戦し続けたのも

 

手法は変えても
同じ主題を繰り返し描き続けるのも

 

目をつぶってでも描けるようになるまで、
ひたすらデッサンをするのも

 

すっと書いた線一本も、
実は、何度も何度も
描き直した末の線だったりするのも

 

モデルを務めていた、モニク・ブルジョワ
(のちにジャック・マリー尼となり、
マティスが、晩年、ヴァンスのロザリオ礼拝堂を
手掛けることになったきっかけとなる女性)
いわく

ひとつのことを最後までやりとげなければ
気のすまない人
…と、のちに
インタビューに答えていたりするのも

 

 

ここへんの星が影響してそうです。

 

 

 

 

またまた
余談ですが
マティスが師事した
ギュスターブモローの太陽
マティスの海王星ぴったんこ合

マティスの芸術性(海王星)
モローの太陽が、
うまいこと引き出したんだね。

(…てか、おひつじ座太陽の人って、
なんだかんだで導くのが上手い先生や
コーチって多い気がします)

モローも好きな画家さんの一人なので
そのうちモローの星も見てみようっと。


2017.07 パリ ギュスターブモロー美術館 にて撮影

 

 

 

 

●マティスが目指す「心地良い肘掛け椅子の様な絵画」って?

 

マティス「画家のノート」より

マティス曰く
私が目指すのは、
均衡のとれた純粋で穏やかな芸術である。

頭の疲れを取る鎮静剤や、
身体の疲れを癒す
「心地良い肘掛け椅子の様な絵画」
…と、言っていたそうなのですが


2023 東京都美術館 マティス展にて撮影

 

確かに
カラフルな色彩の構成
配置のバランス

鮮やかなんだけど、

気持ちが高揚してアガるような
アドレナリンが出るような
活性化する絵、というよりも

 

むしろ、反対に
見ていくうちに

落ち着いていく、
穏やかになる

整う」ような
見るクスリ」的な、
色の処方箋
そんな感じ。

 

2023 東京都美術館 マティス展にて撮影

 

 

 

魂の傷。と称される
小惑星キロンが、
うお座29度にあり

うお座癒しと救済がテーマ。

 

うお座のもともとのお部屋は
12ハウスで

12ハウスカスプかに座のすぐ近くに
今世のテーマを示す
(又は過去世やってきたテーマ。
ようは縁のあること)
ドラゴンヘッド(かに座)はあるわ

12ハウスの大半がしし座(インターセプト)
しし座はクリエイション
創造に関係するし

 

うお座の支配星、
海王星は9ハウスにあって

海王星、癒し的なこと、
芸術的なことを
高めていこう、
追究していこうという意識を
助長しているので

 

そうした星の連携
ベースにあって

ベースにあるから
意識的であれ
無意識的であれ

 

穏やかな芸術

心地良い肘掛け椅子の様な絵画」を
追究していくことになるのは
ごくごく
自然の流れなんじゃないかと思います。

 

2023 東京都美術館 マティス展にて撮影

 

 

何より
自分自身の喜びに通じている
星のポイント(POF)
1ハウス(おとめ)あったりするので

 

 

マティス自身

絵を描いている間

自分が描いた絵を見ると

純粋で穏やかな気持ちになり

頭の疲れを取る
鎮静剤のかわりとして働いたり

身体の疲れを癒すような

心地良い
肘掛け椅子に座るような感覚
なりながら
描いてた、見ていたのかも、しれません。

 


2023 東京都美術館 マティス展にて撮影

 

 

 

 

●色彩の魔術師~マティスの色はどこからくるのか?

 

さてさて、私が今回、一番気になっていた
マティスの色彩はどこからくるのか?

…ということ。


2024 国立新美術館 マティス展にて撮影

 

…なんですが、

MC、頂点に輝く、おうし座木星☆
豊かさMAXな木星です。笑

 

 

誰もが本質的に
心地いいと感じる色彩

豊かな色彩は
おうし座木星の
豊かさのエネルギーを
表現したもの。

 

また
MCを挟んで
木星と冥王星が合

…なので

たんに
本質的に
心地いいだけじゃなく

宇宙規模で
調和がとれていて
心地いい。笑

 

そこにあるだけで
その場を心地よくし
そこにいる人を心地よくする
MC、おうし座木星アート。

 

 

ゆったりと
座り心地のいい椅子に座った
法王的な木星

「色彩の魔術師」の正体でした。

 

タロットカード 法王

 

 

んー、タロットの法王はちょっと地味だな。。。

 

 

もとい。

 

「色彩の魔術師」の正体は
豪奢な椅子に君臨したジュピターにしよう。

 

うん。このくらい豪奢感あってもいいかな。笑

ギュスターヴ・モロー
『ゼウス(ユピテル、ジュピター)の雷光に打たれるセメレー』
2017ギュスターブモロー美術館にて撮影

 

 

 

 

 

そういえば
マティスは緑好き
アトリエには
たくさんの花や観葉植物が飾られ
たくさんの鳥も飼っていたそうです。

まさに
おうし座木星の世界の中で
絵を描いていたんですね。

 

 

 

 

 

●「描くべきカタチと色がある」~自由なフォルム

 

マティスの魅力
色彩だけでなく

カタチ
フォルムの美しさもあります。

自由にのびのびしていて
無理している感じがなく

これまた気持ちいい。

 

これもまた
おうし座木星の影響
あると思うのですが

アート、美といえば
忘れちゃいけない
金星の存在。

 

マティスの金星
みずがめ座にあって
DECと合。

宵の明星です。

 

 

みずがめ座の金星

みずがめ座の支配星、天王星とは
ぴったんこバイクインタイル(144)

「生きる喜びを表現したい」

自分にある才能発揮して
生きる喜びを体感しようと
積極的に行動していこうとする配置。

 

金星は本能的な心地良さ
求めたいと思う意識と

天王星

みずがめ座

自由闊達さと
合わさって

生きる喜びのカタチ

自由なフォルムとして
生まれてくるんだ思います。

 


2024 国立新美術館 マティス展より

 

 

また
晩年、病気がち(もともと体弱い人)で
絵筆を持つことが難しい中
新たな表現方法として
切り絵を始めることになるのも

かに座天王星
天王星的には
ちょっと不自由な環境だけれど

不自由さの中に
自由を見いだそうとする

天王星ならではのウイット

知恵を出して
機転をきかせた
アイディアだったんだと思います。

 

(なにより、
かに座天王星→ハサミ→自由自在なフォルムの切り絵ってのが
まさに星のエネルギーを受けてるようで、
個人的にツボりました。
そうか、マティスの切り絵は、
かに座天王星のハサミから生み出されているのか!と。)

 

 

かに座天王星

やぎ座土星、水星、火星
正反対に位置していて
ガチで向き合ってるし

 

やぎ座の支配星でもある
土星の制限を
超えた先にある世界

天王星の世界で

 

マティスは
土星的
努力を積み重ねた先にある世界

山に登った人にしか
見ることができない景色
垣間見て

それをカタチにして
私達に
見せてくれている。

 

 

2024 国立新美術館 マティス展にて撮影

 

 

マティスは

絵を
何度も何度も塗り直していくうちに

「描くべきカタチと色がある」
「向こうから出てくる」
言っていたそうなのですが

まさに
土星の積み重ねをしていくうちに

臨界点に達し

臨界点を超えた先にある世界
到達して

絵を完成させていたんだと思います。

 

2024 国立新美術館 マティス展にて撮影

 

 

 

●礼拝堂の仕事は、自分が選んだものではなく、自分が選ばれた。

 

マティスは
最晩年に、

ヴァンスにある礼拝堂の装飾を手掛けていますが、

「礼拝堂の仕事は、
自分が選んだものではなく、
人生の終わりに近づいて、
自分が選ばれたのだ」と言っていたそうです。

 

マティスは礼拝堂を完成させるため
作品の展示即売会をして資金を作り

病気で衰弱しているにもかかわらず

上祭服からステンドグラスまで
礼拝堂のほとんどを手掛けています。

2024 国立新美術館 マティス展にい撮影

 

 

そしてまた
礼拝堂を制作する際

信者にかかわらず
訪れる人々の心が軽くなるような礼拝堂を

…というような思いで
制作にあたったそうです。

 

 

 

自分が選んだのではなく
自分が選ばれた。

…という思いで制作した礼拝堂。

 

 

光が長く差し込む、
冬の午前11時が最も美しいそうです。

 

 

2024 国立新美術館 マティス展より

 

 

 

そうそう、ところで

マティスは84歳
亡くなっていますが

84年といえば
天王星が一周する年月です。

 

天王星リターン
あっちに帰った人。

 

 

土星から積み上げて
天王星に到達した
天性のアーティスト。

 

 

礼拝堂、という
うお座的なモチーフと出合い
うお座のキロン
魂の傷を癒し

いまなお
礼拝堂に訪れる人をはじめ
マティスの絵を見た人を

癒し続けている
永遠なる偉大な芸術家。

 

2024 国立新美術館 マティス展にい撮影

 

 

 

何度も何度も描き直して

「描くべきカタチと色がある」
「向こうから出てくる」

あっちの世界から
様々な色とカタチを取り出し
私達に見せてくれた

 

「色彩の魔術師」

マティス尊敬の念と感謝を。

2024 国立新美術館 マティス展にて撮影

 

 

 

 

 

●マティスを宝石にたとえると…

 

ファントムクォーツ

長い年月をかけて
水晶が成長していったさまが
縞模様のように見える水晶。
…かな。

 

マティスが
何度も塗り重ねたキャンバスの絵の具を
クリスタルの成長線、縞模様になぞらえて。

マティスが積み重ねて生み出した作品と
地球が長い年月を積み重ねて生み出した
宝石、水晶(ファントムクォーツ)という作品。

どちらも純粋で美しく
見るものを癒します。

 

 

●マティスの世界を知りたいあなたへ 勝手におすすめ

 

☆山田五郎さん オトナの教養講座 Youtube

【村上春樹とマティスに共通点!?】
フォーヴィスムの巨匠は描き直しまくり迷走しまくりだった!
それでも名画を完成できる理由とは?
【色彩の魔術師と奥様の不穏な関係も!】
https://www.youtube.com/watch?v=WEuRcwjZY3Y

【色彩の魔術師】
アンリ・マティスはなぜ「野獣派」と呼ばれたか?
【ピカソのライバル!?/山田五郎が解説】
https://www.youtube.com/watch?v=Z0FiCopm2CM&t=53s

 

☆パリを歩くために
マティス(6) ヴァンス(Vence)でロザリオ礼拝堂を建立
https://j6rsyq3ia6hq.blog.fc2.com/blog-entry-607.html

 

 

 

 

 

●人生は、「自分が創る」物語。


自分を生きる、人生を創造していく
様々なセミナー、イベント、WSの他、
人生の相棒パーソナルジュエリー展示会を

行っています。

詳しくは

ニュースレターにて情報配信しています。

 

 

 

 

 


【佐瑠女 まき  プロフィール】
パーソナルジュエリスト
ジュエリーデザイナー
アートクリエイター

幼い頃から星を見るのが大好きで、
何億光年も離れた星の輝きを見ていくうちに、
自分は何のために生まれてきたのか?
人生の意味、宇宙の真理を知りたくなり、
占星術、心理、スピリチュアルを学ぶ。

27歳の時、地球のかけらである宝石と出合う。
お気に入りのジュエリーが心の支えとなり、
自信と勇気を与えてくれたことから、
人生の相棒のようなジュエリーを創りたい!と思い、
彫金を始める。

地球が何億年もかけて、
地中深くで生み出した宝石と出合う奇跡、
意図して身に着けると、
持ち主の意識を変えるトリガーとなり、
人生の流れが変わることから、
人と宝石が共鳴し、相互作用することを確信。
人と宝石のエネルギー調整、マッチングを行う。

一方で、一人ひとりの個性を活かす
実践型コーチングやコンサルも行う。
クライアントは、経営者から主婦迄、
幅広くサポート。

自身もまた「自分を生きる実践者」として、
日本とフランスを中心にアート(アクリル画/仏画)を発表、
他、パリ・ジャパンエキスポ、ウユニ塩湖等で
ダンスパフォーマンスを行う。

「一人ひとりが、自分を輝かせて生きる世界の創造」を目指す。

著書電子書籍「42歳のシンデレラ」

詳細プロフール→https://sarume-blog.com/profile/

 

YoutubeクリエイターズChannel
(アート&ダンス&雑談)

 

 

 

 

●佐瑠女まき から、「あなた」へ。

 

人生は長いようで、短い。私から、あなたに伝えたいこと。

 

 

●毎日、メッセージをお届け。

 

 

 

 

●Online Shop

 

 

 

 

 

(写真:イタリア ミラノにて)

今日も素敵な一日を☆

 


関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

Twitter でフォロー